死後を生きる生き方 [YB123]

死後を生きる生き方 [YB123]

販売価格: 1,210(税込)

重さ: 140g

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商品詳細

【商品ID】
YB123
【商品名】
死後を生きる生き方
【著書】
横尾 忠則
【発行】
集英社 (2023/10/17)
【体裁】
新書判、208ページ

 

 

人生は「未完成」でいい!
横尾忠則が語るアートと死の共犯関係

◆内容説明◆
人は死んだらどこへ行く? 
そんな夢想は結局、「死=無」という地平線上におさまったりする。
だが、死の世界はそんな凡庸なものではない――。
87歳を迎えた横尾忠則が、死とアートの関係と魂の充足について自由闊達につづる。
父母、愛猫の死から三島由紀夫、アンディ・ウォーホルらとの交流の記憶まで。
貴重なエピソードを交え、「死」とは何か? 
「死後を生きる」とはどういう境地なのかを考えていく。
「人間は未完で生まれて、完成を目指して、結局は未完のままで死ぬ。これでいいのです」その言葉に触れればふっと心が軽くなる、横尾流人生美学。

◆「おわりに」より◆
創作は自分の中の不透明なものを吐き出す作業だけれど、
死について本一冊分語ったわけだが、死を言葉にすることで、
自分の中の死も吐き出されたのかな?
それはともかく死を恐れる気持ちは
いつの間にか薄められたような気もする。
本書の進行途中で急性心筋梗塞になって死にそこなった。
死んでもおかしくない状態から、
気がついたら(別に気絶をしていたわけではないが)
無事帰還して、
何もなかったように、再び絵を描き始めていた。

本書掲載の著者とアトリエ写真の撮影は森山大道氏。